なぜか、スニーカーより革靴が好きで買っている。服装も革靴に合うものを選びがちになる。
定番のUチップは、パラブーツのシャンボード、ローファーはGUCCIのビットローファーを持っている。
何年も前から欲しいと思っていたのが、キングオブフレンチローファーと言われるJ.M. WESTON #180 シグニチャーローファー。ひゃくはちじゅう、わんえいてぃ、呼び方は人によるようで。
↑J.M. WESTON公式HPより#180
キングオブシューズと言われるHermès傘下John LobbのLopezも候補だったが、ポテッとしている#180の方が惹かれた。名古屋の松坂屋に両方入っているので興味ある人は行ってみて。
↑John Lobb公式HPよりLopez
Lopezの方がよりフォーマルで、#180は、めっちゃ普通のローファー。
だけど、よく見ると上品な雰囲気のローファー。
ローファーって中高生が履いているイメージが強いけど、自分は学生時代履いたことがなく、余計に大人になった今履いてみたくなっているのかな。普通で大人が履くローファー。
低価格帯のローファーと比較して何が違うのか画像とかでみて最初は分からなかったけど、実物を見に行って履いてみて違いに気づく。
革質、製法、縫い目、全然違う。
でも高い。定価151,800円。
さすがに高いので、並行輸入品で90,000円くらいで買った。だいたい値上げ前の価格くらい。
トレードのモチベーション下がり気味だし、頑張ろうという意味もあった。
サイズはジャストで。
まだまだ修行中で、1日なんて全く履けない。痛すぎる。
深めの靴擦れで血だらけ。新品なのに靴のかかとのところに血が付いてしまった。。(最初の画像をよく見ると血がついてる)
ほかにも右足が特にきつくて、無理して半日履いたら、3週間右足の甲から指先にかけて痺れていた。
なんというきつい修行なんだ・・・
そこで1つ気づきがあった。足の左右の大きさが違う!
あまり意識したことがなかったけど、ジャストサイズを買ったことでわかった。右足が左足に比べてデカい。長さも、厚みも。
だから左足は少しきついけど既にフィットしてきているけど、右足が厳しい。きつい。
もしかすると、大きい右足に合わせてワンサイズ上げた方が良かった可能性もある。まあとにかくきつい修行をしてみるか。
締め付けがキツイからか、修行始めると頭痛もしたからロキソニンまで飲んだ。
靴擦れがあまりにも酷く修行できないのと、外でもガシガシ履きたいので、ユニオンワークスさんでストレッチと、ハーフラバー+ヴィンテージスチールを装着していただいた。
ストレッチ後の靴は、少しだけ履きやすくなっていた。注意としては、ほんの少しだけ!だから全然まだまだ痛い!もう1回するかも…
グッドイヤーウェルト製法の靴履いたことないから分からないけど、中のコルクがゆっくりゆっくり沈んで足に馴染むらしいので、とにかくたくさん履きたいと思う。
修行は確かにきつい。
しかし、良い靴を買った。
ここ何年か革製品を何個も買ってきたし、よく見ているので分かるけど、良い革。
ボックスカーフといって、生後半年以内の仔牛の革を使用しているとか。
きめの細かいもちっとした革で、眺めながら、これだけで酒が飲める。笑
職人による150工程以上の手作業を経て完成するんだってこのローファー。
大事に使うよ。
トレード頑張らねば。
繊細なものづくり、すごくいい。