今回は、期待値の考え方について書いてみようと思います。

期待値って、普通に会社員・アルバイト・学生をしているだけでは使うことが少ない単語だと思います。しかし、ビジネスやギャンブルといった不確実性と真摯に抜きあう必要がある場合は、この期待値を理解しないとやっていけません。

これから自分で何かビジネスを始めたい人、ビジネスをやっているけど期待値を知らない人はこの記事を読むことで、ビジネスが上手くなると思います。

目次

・期待値?何それ?

・期待値を理解することでビジネスで有利になり稼げる?

・期待値で物事を考えすぎると女性と喧嘩する。

・期待値の考え方が身についている自分が今思うこと。

期待値?何それ?

似た単語で期待がありますが、両方をWikipediaで検索すると

Wikipedia

期待:

期待(きたい、英:expectation)とは、何らかのことが実現するだろう、と望みつつ待つこと[1]。また、当てにして待つこと[2]。
期待する気持ちのことは「期待感」と言う。期待どおりにならないことを「期待外れ」と言う。

期待値:

確率論において、確率変数の期待値(きたいち、英: expected value)とは、確率変数のすべての値に確率の重みをつけた加重平均である。確率分布に対して定義する場合は「平均」と呼ばれることが多い。
例えば、ギャンブルにおいて掛け金に対して戻る金額の期待値とは、戻ってくる「見込み」の金額である。ただし、確率変数が期待値を取る確率が最大とは限らず、確率変数が期待値を取るわけでもない。しかし、独立同分布であれば、標本平均は期待値に収束することが知られている(大数の法則)。

ちょっと分かりづらいですかね。

次に、例を出して説明していきます。

期待値を理解することでビジネスで有利になって稼げるの?

1口300円の宝くじを10枚買うとします。平均で1口当たりの当選金額は150円です。
この場合の期待値は、1枚あたり150円(-50%)、10枚で1500円(-50%)となります。

1口毎に、掛け金300円に対して戻る金額(期待値)が150円(-50%)の期待値マイナスのギャンブルをしていることになります。

掛け金に対して戻る金額の期待値とは、戻ってくる「見込み」の金額である。

でも大当たりで3億円当たった人は生涯プラスだから、期待値プラスなのではありませんか?という人がいます。

その解答は、否です。

運良く当たった人は確かにプラスで逃げることができますが、必ず全員が期待値マイナスのゲームをしているという現実に変わりません。

長く続ければ続けるほど大数の法則に従って、買った金額に対して-50%の金額を失っているはずです。

宝くじで一攫千金だ!と思って買い続ける人のほとんどは大きなマイナスを抱え込んだまま人生を終えていきます。

Wikipedia

大数の法則:

大数の法則(たいすうのほうそく、英: Law of Large Numbers, LLN、仏: Loi des grands nombres[1])とは、確率論・統計学における基本定理の一つ。極限定理と呼ばれる定理の一種。
たとえばサイコロを振り、出た目を記録することを考える。このような試行を厖大に繰り返せば、出た目の平均(標本平均)が出る目の平均である 3.5 の近傍から外れる確率をいくらでも小さくできる。これは大数の法則から導かれる帰結の典型例である。より一般に、大数の法則は「独立同分布に従う可積分な確率変数列の標本平均は平均に収束する」と述べている。

先ほどの例では、期待値がマイナスな宝くじの話でしたがビジネスで置き換えても同じことです。

夢を見ることにお金を払っていることを理解して、期待値マイナスのギャンブル(ビジネス)をするのであれば止めません。

ビジネスで利益を上げる為には、ただの思い付きや、儲かりそうという安易な幻想を捨てること。

そして、ビジネスをスタートさせる前に期待値がどの程度になりそうか?という検証作業が最低限必要だということです。

検証作業で完璧な期待値が計算できることは少ないかもしれませんが、大まかにでも自分が行うビジネスの期待値の把握は必要でしょう。

期待値プラスのものを探したり、作ったりすれば、あとは回数を増やしていくと勝手にコツコツ利益が積みあがっていきます。

期待値プラスだったら、破産せずに利益を出し続けることができるのか?については別の記事を書こうと思っています。

結論を先に言っておくと、それだけでは破産することだってあり得ます。

期待値で物事を考えすぎると女性と喧嘩します。

期待値を勉強することでデメリットもあるんです。

どうでもいい話ですので、次の目次まで飛ばしてもらってかまいません。

自分は妻と期待値の話をすると度々喧嘩になります。

PayPayの決済サービスが始まったときの話です。
記憶を遡って書いているので間違えてるかもです。

購入金額に対して20%ポイントキャッシュバック+10回に1回無料(上限10万)をやっていて、

weed
これ10万買うと、商品に+αで期待値3万円(クレジットカードのポイント除く)やなー。
20%のポイントキャッシュバックで2万と、10回に1回無料やから1万で合計3万やなー。
なんで?どういうこと?
2万円は絶対もらえるから分かる。でも10回に1回しか当たらんのやったら、ほとんど当たらんやん。それやったら2万円やん。

何度説明しても理解されないまま時間だけが過ぎ、、

weed
ごめん。めんどくさい話して。

期待値の考え方が身についている自分が今思うこと。

自分は、もともとパチスロで稼いでいた経験があります。今は株式の取引で会社の給料より多くの収入を得ることができています。

(パチスロと株式の記事も書く予定です)

期待値の考え方、また実践を通して期待値が体に染み込んでいるので、今まで利益を上げることができているのだと強く思います。

何の仕事でも良いですが、期待値の考え方ができればそれは欲を叶える為に有利に働きますよ。

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